WAVE製1/100レッドミラージュを調整しながら塗装する

調整しながら塗装をする。この調整が本当に大変で大変で・・・。普段適当にガンプラを作っているわたしにとっては大変な作業でした。

仮組したレッドミラージュをばらす

仮組したレッドミラージュをばらします。

バラバラにしたこのパーツの合わせ目を消したり、ひけを消したりしていきます。

シャレにならないふくらはぎの合わせ目

ここまで悲惨な合わせ目は初めてです。

左の合わせ目は接着剤で全然消える様子がないので、瞬間接着剤をもって、削ることにしました。

後からマスキングをするときのために、モールドを深く削る

モールドがあるのですが、かなり甘いモールドなのでちょっと深くしていきます。

10年物のタガネですが、今でも現役で使えています。あまりスジボリしないんですよね。

軽く当てて削りながら、徐々に力を入れてはみ出さないように気を付けて削り込んでいきます。

クリアランスが厳しいところは軸をマスキングする

脚のクリアランスが厳しいと感じたので、股の軸はマスキングしました。

クリアランスが広い場合は塗膜で太くしたほうが良いのですが、クリアランスが狭い場合はこのように保護をすることで後から無理やりはめて、無理やり動かして破損してしまうということを防ぎます。

ある程度処理ができたので、サフを吹く

どれだけしっかり処理をしたと思っても手落ちはあるものです。

サフを吹いてみて、合わせ目がどれくらいきれいに消えているか確認します。

まずは塗装するために持ち手にパーツを取り付けていきます。

ホワイトサフを吹きます。グレーサフを吹かない理由はこのキットは最終的にホワイトパール仕上げをするためです。

個人的にはホワイトパールの下地に黒系の色が入るのは極力避けたい。そのため、サフは白サフを使います。

サフを吹くといかに適当に作っていたのかを痛感します。

がったがたです・・・。

削って住むところは削り、へこみがひどい場合は瞬着を盛って削ります。

こんな風に合わせ目がきれいに消えているのが理想です。

サフでは白がきれいに出ないのとザラザラになるためホワイトで塗装する

パールの下地にサフで終わりという方がたまにいますが、私はホワイトを吹くか、成形色の白の上にパールを吹いています。

個人的にはそっちのほうがきれいになると思っているからです。

やっとこさ弱緑が消えました。

盾も真っ白です♪

うみんちゅビスマスパールでパール塗装をする

うみんちゅビスマスパールってなんやねん!!って思う方はこちらを参考にしてください↓

個人で作っているパール塗料ですが、業務用のビスマス系パール顔料を使ってます。

綺麗なパール感が出るのが特徴です。

そして今まで苦労して修正した合わせ目部分もこのようになっています。

ふくらはぎは若干残念ですので、この後削って修正しています。

ふくらはぎの合わせ目部分は最終的には黒になるので、まだ修正が可能です。

パール塗装が終わったので、ここからが地獄のマスキングとなります。

マスキング地獄とはこのことだ

マスキングのやり方については細かくまとめている記事があるのでこちらを参考にしてください↓

マスキングをするときは塗装する順番もよく考えないといけません。

特にレッドミラージュの赤はクリアーレッドのキャンディ塗装をするつもりで作っています。ガイアノーツさんのクリアーレッドは染料系の塗料なので、必ず最後に染料系の塗料を塗る必要があります。

盾はまだましですね。

脚とか腰はなかなか厳しいマスキングでした。

そして一番困るのが、もも。

モールドも何にもないこのもも。

完成品画像を見ると、赤と黒のもようがあります。

自力でマスキングして再現するしかありません。

写真を撮り忘れたので腿の製作途中の写真はありません。

それ以外のマスキングした部分も最終的にはこのように仕上げました。

私の製作レベルだとこれが精いっぱいです。