初めてクワトロポルテ(Tipoマルチシンナー)を使ってグロス塗装をする
グロスはよくやるのですが、鏡面まで仕上げれたためしがありません。
そろそろやりたいのですが、まだまだ勉強不足です。
今回は鏡面ではなく、普通のグロスです。グロスというのは光沢という意味で、反対のつや消しはマットといいます。
クワトロポルテは高い
めっちゃ高い!1リットル約3,000円です。
手にい入りにくいクワトロポルテTipoマルチシンナー
そして売ってない!!
ヨドバシカメラは安定の売り切れです・・・。
この前までは1リットルが売っていた楽天は500mlの販売しかありません・・・。
クワトロポルテのTipoマルチシンナーがものすごくよくて、慌てて2リットル調達しました。
危なく、調達できないところでしたね・・・。
Tipoマルチシンナーをいつもと同じクリアーの希釈で塗ってみた
いつもと同じ希釈で塗ってみましたが、注意書きに恐ろしいことが書いてあります。
優れた密着力を得るため各社の一般的な溶剤に比べ濃い仕様となっており間違った使い方をした場合、プラなどの表面を大きく侵す恐れがあります。
デカールを貼って塗るのでちょっと怖い!
砂吹きを3回くらいしてから塗ってみました。
砂吹きはこれくらいパーツとの距離をとってふわっとクリアー塗料をのせます。
厚ふきをしましたがこの時点ではクワトロポルテの良さがあまりわかりませんでした。
光るけど・・・。
ふつうやん・・・。
初めて使うのでクワトロポルテTipoマルチシンナーについていろいろと聞いてみた
Twitterのフォロワーさんが8,000名様を超えているので、何か問いかけると有識者が答えてくれるというありがたい循環ができています。
こんな感じでツイートしたところ、目からうろこの回答が来ました。
自分マルチシンナーはソリッドカラーは1:2スタートでクリアは1:3〜4とかいきます。
— せんこ@闇の戦士兼モデラー (@senkous) May 3, 2021
4倍希釈!!
私のクリアの希釈は
クリアー:薄め液 = 2:3
これがいつも塗っているときの標準です。
普段の3倍くらいうすめれるやん!!
他の方もこのように言われています。
ありがとうございます。 最後は1:2.5〜3.0 気温で調整してますよ
— teru (@Terute_43) May 3, 2021
滴れる寸止めが ヌルテカになります。
3倍希釈!
どっちにしろ私の希釈はちょっと濃すぎたようです。
クワトロポルテTipoマルチシンナーは希釈率をあげれてコスパがいい
2倍希釈をさらに2倍の4倍希釈で塗装しました。
この写真ではわかりにくいですが、だいぶきれいになりました。
クリアーを薄く希釈できるのであれば、クワトロポルテを使った方が結果的に安くなるのでは?
希釈率が多いのでクリアー塗料の厚みが欲しい場合は高くなるでしょうが、吹きっぱなし薄いクリアーでいいグロスの場合はだいぶ安くなりそうです。
折角なので計算してみましょう。
クワトロポルテのコスト計算の前提条件
前提条件はこのようにします。
Tipoマルチシンナー1リットル:3,000円
ガイアブラシマスター1リットル:1,500円
ガイアノーツEXクリア50ml:700円
希釈率毎の50mlクリアー塗料のコスト
クリアー : 薄め液 | Tipo マルチシンナー | ブラシ マスター |
2:3 | 370円 | 325円 |
1:4 | 260円 | – |
1:3 | 288円 | – |
1:2 | 333円 | 283円 |
1:1 | 425円 | 388円 |
Tipoマルチシンナーで4倍希釈すると50mlのクリアー塗料は260円で作れます。
ガイアノーツのクリアーは頑張っても1:2ではないでしょうか?
1:2の場合は283円になります。
4倍希釈のTipoマルチシンナーで作ったクリアー塗料は2倍希釈のブラシマスターで作ったクリアー塗料より「23円」安い!
ということで、あまり値段を気にすることなく、Tipoマルチシンナーを使っていいと思います♪
私は今後クリアー塗料で使っていきたいと思っています♪