コトブキヤD-STYLEダンクーガの塗装
ダンクーガーをパール塗装で仕上げるので当然塗装が必須となります。
パール塗装にする必要はないのですが、私は全ての模型をパール塗装で作っているので、なんでもパール塗装にしているだけです。
このキットは部分塗装をして、つや消しで終わりでも十分カッコいい作品になると思います。
パール塗装の準備をする
いつもと同じように塗装準備をします。
ダイソーの猫の爪とぎです。
これは裏側にガムテープを貼ることで、汚れを落ちるのを防ぎ、あとから突き刺す竹ひごをガムテープが受け止めてくれて貫通を防ぐという効果があります。
猫の爪とぎは110円/個(消費税10%)なので、複数個持っていても全く痛くありませんし、繰り返し使えるのでとっても便利です♪
このブログを書いている「うみんちゅ」は11個もっているよ♪
猫の手を用意する。
ワニ口クリップがついた猫の手です。
竹ひごとワニ口クリップを使って自作される方もいますが、私は面倒なので既製品を買ってしまいます。
これも繰り返し使えるので、たくさん持っていてもいいですね♪
挟むところがない場合は「両面テープ」と「竹ひご」を使ってパーツを保持します。
スジボリが甘いところを掘りなおす
スジボリが甘いところを掘りなおします。
超硬タガネを使って掘っていきます。
合わせ目消すときにモールドが甘くなるんですよね。甘くなった(浅くなった)モールドを掘りなおします。
後ハメ加工する
胴体は2分割して後から接着する方法をとりました。
うーん・・・。
今から思えばマスキングしたほうが賢かったと思います。
後から接着するのって難しい。今回は美透明接着剤を使いましたが、わたしみたいに分割せず、そのままマスキングで塗装をすることをお勧めします。
猫の手でパーツを掴み、猫の爪とぎに立てていく
これができたらいよいよ塗装開始ですね♪
白(うすい灰色)はうみんちゅビスマスパールで塗装する
うみんちゅビスマスパールという怪しい塗料を私は作っています。
この記事について ビスマスパールの代替品の入手先の説明 バイフレアの仕込み方 バイフレアの塗装をテストピースで …
雲母堂本舗さんがビスマスパールというとてもきれいなパール塗料を販売されているのですが、通販も少ない、実店舗でもあまりうってない・・・。だったら自分で作っちゃえ!!ということで作ったパール塗料です。
塗ってみたらこんな感じになりました♪
それ何りパール感が出ているので、満足です♪
特に筒の部分のパール感が個人的には大好きです♪
細かい塗り分けはマスキングをする
パール塗装の欠点は筆塗りができない。
どうしても筆塗りができないので部分塗装はマスキングすることが必須となります。
マスキングもいろいろな方法がありますが、今回は2つの方法でマスキングをしています。
マスキングテープを貼り付けてカットする方法
パーツに大きめのマスキングテープを貼り付けて、モールドに沿ってデザインナイフ出カットする方法です。
この方法のメリットは楽!!
デメリットはモールドが浅いとデザインナイフがあらぬ方向に行ってしまいパーツに傷がついてしまう。
一長一短のやり方ですね。
マスキングテープを細かく切り取り張り付ける方法
一番オーソドックスなやり方ですよね。
マスキングゾルを使うやり方もありますが、私は使ったことがないのでいつもマスキングテープでマスキングをしています。
塗装を失敗したら拭ってしまえばいいじゃない
マスキングをすると当然失敗します・・・。
ラッカー塗装を失敗した場合の簡易的なリカバリー方法を書いていきます。
今回修正するパーツ
見事に汚れています・・・。
これくらいなら修正できるよ♪
綿棒にラッカー薄め液をつける
綿棒にラッカー薄め液を付けます。間違ってもツールクリーナをつけてはいけません。あくまでも「薄め液」をつけてください。
この先がとがった綿棒はダイソーのコスメコーナーで売っています。
修正するときに重宝するので持っておくといいですよ♪
塗装のはみ出た部分を軽くこする
軽くこすります。
汚れが落ちたら乾かします。
これくらいまで落ちれば十分です。
比較してみましょう。
及第点♪及第点♪
ごまかす手段を持っているって大事ですね♪
シルバーの塗装にもパールを使う
先ほどの顔の部分はすでに塗装をしていますが、濃いシルバーは黒の上からうみんちゅビスマスパールを塗っています。
ホワイトパールは白に吹くと真珠のように、黒に吹くとシルバーになるのが特徴的です。
この特徴はクレオスさんのクリスタルカラーでも、ビスマスパールでも変わりません。
黒の塗装は雲母堂本舗さんのCCパールMCブラックを使う
黒パールといえば雲母堂本舗さん。
この色の代替品は最近見つけましたが、それまではこれ一強でした。
綺麗な色目ですが、塗りすぎると雰囲気が変わってしまうので、軽く吹くだけにしています。
赤色はクリアー塗料とカラーストリームパール顔料を使う
赤色は新色を試します!
塗る面積は少ないのですが、カラーストリームパール顔料ラヴァレッドをぬってから、ガイアノーツさんのクリアーレッドを使っています。
左下の頭の赤色が今回の発色です。
今まではオータムミステリーを使っていましたが、廃版になってしまったので、代替品としてラヴァレッドをつかっています。
ラヴァレッドはPIGMENT東京さんの通販で買うことができますよ♪
金色はガイアノーツさんのスターブライトゴールドを使っています。
目の裏にラピーテープを貼る
目の裏に輝きが欲しかったので、ラピーテープを張り付けています。
奥行きがある輝きを手に入れることができました♪
こんな感じで墨入れや部分塗装を施してクリアーを吹いて完成です。
脚は塗り間違えていたので後から塗りなおしました。
SDって簡単そうに見えて、結構大変よね・・・。