ザクやグフなどのショルダーアーマーの角(スパイク)の鋭角化について

今回使うキットは「デナンゾン」です。

デナンゾンの方のスパイクを鋭角化します。

バンダイさんは安全基準が厳しいので、スパイクの先端は丸くして意図的にエッジを落としています。

やっぱりしっかり尖っているとカッコいいので、これらを加工していきます。

ガンプラのザクやグフのスパイク(角)の鋭角化をするための3つの方法

やり方は3種類あります。

  1. 先端を削り、丸棒を接着してスパイクを延長してから削る方法
  2. 延長せずそのまま削り込む方法
  3. 角をカットして新しいスパイクに置き換える方法

この3つの方法をそれぞれ説明していきます。

どの方法もこのように先端が丸いスパイクの先をとがらせます。

スパイクの先端を削り、丸棒を接着して延長してから削りこむ方法について

こちらは図解するとこのようになります。

丸い部分をカットして、丸棒で延長してカットします。

棒を少し長めにしておくのがポイントです。
短いと削ったときに先端が平らになってしまいます。

実際にやるとこうなります。

加工する前のスパイク(角)

加工する前のスパイクは先端が丸くなっています。

今回は長い角、短い角2本を加工していきます。

先端の丸い部分をやすり、平にした後に丸棒をくっつける

まずは丸い部分を削って平らにしてから、丸棒をくっつけます。

よくあるブログで白い丸棒を使われていますが、私は持ち合わせていなかったので

ランナーを使っています。

ランナーは同じプラ素材なので、丸棒の代わりに使えます。

無料です!

最初は100円均一の耐衝撃の接着剤を使いました。

最初に大まかにニッパーで接着した丸棒をカットしたのですが、全部どっかに飛んで行ってしまいました・・・。

接着剤が弱く、ニッパーで切った衝撃に耐えれなかった。

次にこちらを使って溶着しました。

流し込み接着剤で接着して1日経過した後にカットしたのは問題なくくっついていました。

おかげでちゃんと鋭角化することに成功しました。

削っている途中はこんな感じですが、ここから鋭角にしていきます。

丸は気にしないでください。先端はこれくらい鋭角化できます。

サフで削ったところを確認する

後はサフを吹いて、修正していきます。

絶望的にガタガタです・・・。

瞬着を使って修正する

ここまでえぐれているとどうしようもないので、高切削タイプの瞬間接着剤を盛りつけ、再度やすり、サフを吹きます。

高切削タイプの瞬間接着剤は瞬間効果スプレーと合わせるとすぐに加工できるのでとても便利です。(ちょっと高いですが値段に見合った価値があります)

ちゃんと削っていくとこうなります。

後はこれにサフを吹いて、塗装をしていきます。

鋭角化の最終形態

塗装をするとこのようになります。

めちゃくちゃきれいな鋭角化と言われると全然未熟ですが、個人的には大満足です。

このように完成品になるとちょっとくらい鋭角でなくてもそれほど目立たなくなります。

仮組の時点がこれなのでえらい進歩です。

角は完全にまんまる・・・。

この方法が一番オーソドックスな方法です。

ランスもこのように鋭角化しています。

次に削り込を説明しますが、これはこれで大きな問題を抱えています。

デナンゾンのスパイク(角)を削りこんで鋭角化していく

図解で説明するとこういうことです。

削り込む場合は先端部分は多く削り、根本はそれほど削らないという削り方をしなければいけません。

削れば削るほど小さくなっていきます。

それゆえにむつかしい削り方になりますので、初心者であればある程、延長させてから削った方が楽にとがらすことができます。

このビームサーベルのように先端が長いものについてはこのやり方で削るほうが楽です。

ビームサーベルも元は結構先端が丸い。

この先端をやすりにあえて、全体に研ぎ出し、削り込むことで鋭角化しました。

削り込んで失敗した場合は全部カットして市販パーツの鋭角化したスパイクに置き換える

潔いやり方です。

失敗してもリカバーできるので、最初からこの方法をやったほうが良いとも言えます。

図解するとこうなります。

いったんパーツを全部カットして平らにしてから市販パーツを接着します。

パーツをカットする

ニッパーでぱっちーんと切ってしまってください。

切り飛ばしました。

コトブキヤさんのスパイクを使う

市販パーツで最初から鋭角化されたスパイクが売っています。

最初から尖っている便利なやつです。

カットしてゲート処理して取り付ける

取り付けるのは瞬間接着剤でも流し込み接着剤で溶着でもどちらでも構いません。

私は溶着しました。

間違えて5㎜を付けないといけないところ6㎜をつけてしまいました。

まあ、気付かれないでしょう。

完成品はこちらになります。

右肩と左肩のスパイクの形が違いますね・・・。

でも言われないと気付かないのではないでしょうか?

皆さんは間違えずに正しい大きさのものを付けてください。

コストは一番かかりますが、これが一番楽なやり方です。

ザクやグフなどのショルダーアーマーの角(スパイク)の鋭角化についてのまとめ

この記事のまとめ

・鋭角化はお金をかけないなら、ランナーで延長させて削るのがいい
・お金をかけてもいいのであれば、コトブキヤさんのスパイクで置き換えてもいい ※グフの曲がっている角は置き換えれません
・全体を削りこむのは削りすぎるとどんどん小さくなるので、意外とむつかしい

パール♪ちゃんパール♪ちゃん

わたしだったらお金の力で全部置き換えちゃうね♪

パール♪くんパール♪くん

ぼくはお金がもったいないから、置き換えずに延長させちゃうなー

パール♪ちゃんパール♪ちゃん

わたしはパールくんの道具箱からもらっていくから、結局ただなんだけどね♪

パール♪くんパール♪くん

うわ・・・ほんとだ・・・なくなってる・・・。

パール♪くんパール♪くん

どうせなくなるなら使えばよかったー!!

私も角の鋭角化なんて久しぶりに行いました。

やるとすごく効果的ということはわかるのですが、瞬着じゃないと乾かすまでに時間がかかるし、修正に手間取るし・・・。ということでかなり面倒です。

面倒ですが、上手な方は大概やっている加工なので、コンペなどで受賞を狙う時にはきちっと加工したい部分です。

やらないとうまくならないということはよくわかるのですが、市販のスパイクで入れ替える方法で、私は今後いいかなーって思ってしまいます。

ビームサーベルやランスは自力で削らないといけない場合が多いので、そういうものを作る際には今回の経験を活かして、瞬着ではなく溶着できっちり延長させたいと思います。

長文お付き合いありがとうございます。

本文は以上です。

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