・死物語の感想を最初はネタバレなしでかいています。
・ちゃんと、ページを変えているのでネタバレを読みたくない人はネタバレなしの部分で帰っていただけます
・ネタバレありは情け容赦ないネタバレなので、覚悟してください
扇物語からこんなに早く発売されるなんて、しかも上下巻同時発売なんて、想像外だよ!!
いつも西尾維新先生の作品は驚かされるんだけど、今回の驚きは格別だったね
ほんと・・・びっくりするよね・・・。
今回の感想は死物語の(上)だけです。(下)はまだ読んでいません。
物語シリーズ第29巻のネタバレなしレビュー
ネタバレなしでレビューをするのはとてもむつかしく、どのレベルまでネタバレしていいのか悩みますよね。
当然、最新刊のこの話はネタバレなしにしますが、アニメになっているはなしのネタバレくらいは許してほしい・・・。
テレビで放送されたくらいの部分は皆様が知っているという前提で話をすすめさせていただきます。
死物語の次回作の告知は?
ありません。
これが一番悲しい・・・。
今回がモンスターシーズンの最終作ということでしたが、もともとオフシーズンの最終作として「結物語」がありました。
モンスターシーズンは阿良々木暦の大学生の話。オフシーズンの結物語は阿良々木暦が社会人になってしばらくした話。
時系列的にはオフシーズンの結物語が一番最後です。それゆえに、読み終わったときに「モンスターシーズン始まる」という告知があり、すごくうれしかった覚えがあります。
あるシーズンの最後には次のシーズンの予告があったのが今までの物語シリーズです。
今回はありません・・・。
ありがとう。また遭う日までが、青春だ。
死物語巻末広告より引用
こう書かれた、見開きの物語シリーズの広告ページがあるだけです。
ひょっとするとあるかもしれませんが、あとからネタバレに書きますけど、ここまでやったらもう書けないのではないのかなとも思います。
死物語(上)について
1行でも内容を書いたら即ネタバレになってしまうので注意して書きます。
阿良々木暦と忍野忍がメインの物語。
テーマは「死」、まぎれもなく「死」がテーマの物語。
この、殺伐としている「今」だからこそ、このテーマのこの本をネタバレなしで読んでほしい!!
そして、びっくりしてほしい!!
モンスターシーズンは精神的に消耗する話が多いのですが、今回は今までの中では一番、冗長だけど胸糞悪い部分がなく精神的に消耗する話ではない。
しかし、これは私が置かれた状況が幸せだからそう思えるだけかもしれません。人によっては、途中で見るのが嫌になるかもしれません。
今置かれている状況によって、見方が変わる本であると言えます。
死物語を読むのにかかる時間
約4時間はかかります。きっちり時間を確保してください。
今回のテーマは「死」だけではない
完全にネタバレが過ぎるので書けないのですが、「死」のテーマの中にさらに踏み込んだテーマを私は個人的に感じました。
これは、どうなんでしょうか・・・。
繰り返しになりますが、私はこのテーマは本著をネタバレなしで読んで感じていただければと思います。
ということで、ネタバレありの感想に進みます。