某コンビニエンス専用食品工場
- 工場は24h年中無休
- 取引先は絶対の権力を持っており超怖い
- 欠品するなら死んだほうがマシという精神
- QCD(品質・コスト・納期)ではなく、DDD(納期・納期・納期)
- 有給?なにそれ美味しいの?
- ゴールデンウィークはお金を稼ぐゴールデンな期間(休めない)
- お盆、正月も平常シフト(週休二日)
- 課長は働き放題
24時間年中無休の弊害
食品工場でも2種類に工場があります
- 24時間稼働年中無休の工場(賞味期限が短い製品を作る)
- 計画生産で土日祝日を休む工場(賞味期限が長い製品を作る)
私は上記の24時間年中無休の工場で15年間働いてました(厳密にいうと14年間で1年はスーパーのパン屋で研修をしてました)
24時間年中無休の工場は地獄!
有給や休みについて
- 長期連休が取れない(3連休でラッキー)
- 休み中でもガンガン電話がかかってくる
- 流石に結婚と親が亡くなった時は休みが取れる(そのかわり犠牲者が発生する)そこでもガンガン電話がかかってくる
- 有給は申請するとだれかが出てこないといけなくなるので全員で牽制し合い、取れない雰囲気を醸成
- たまに現れる有給を申請する人を徹底して説得、一人が取る始めるとみんなが取り出す、それによって現場が崩壊することを理解させる(タガを緩めない)
- 誰かが病欠になったときに休みの社員に電話、代わりに出勤してもらう
- 代わりの出勤を経験してしんどいことがわかっているので、誰も有給が欲しいなんて言わなくなる・・・
24時間稼働と某コンビニとのお付き合いの恐怖
- 基本は8時〜20時勤務、夜勤は20時〜8時勤務
- 納品先はコンビニエンス、クレーム対応も24時間年中無休
- 出荷が1日2回、12時間おきにやってくる、頑張って出荷したら次の出荷の対応が待っている
- 気がつくと24時間働いており出勤時間になっている、当然そのまま働くので36時間勤務となる(24時間働けますか?ではなく36時間働かないといけません・・・)
- ハマると休めなくなる、MAX40連勤・・・こうなると休み方を忘れる、自分がどうやって今まで休んでいたかを理解できなくなる
- 休めない理由として問題が多すぎ、抱え込みすぎて自分が確認しないと気が済まなくなる、DDD(納期最優先)と揶揄したが、最低限の品質は担保されてないと店頭から商品が撤去されてしまう。商品撤去は欠品と並んで死んだほうがマシという目に合わされる
- ずっと言われていたのが、欠品罰金100万円、品質不具合などの社告(新聞大手5社にお詫びの広告を出す)は5000万・・・利益が消し飛ぶレベル