1/100旧キットデナンゾンを加工していく
加工はいろいろ今回やっています。
- ゲート処理
- 合わせ目けし
- つぶし玉でディティールアップ
- 丸ノズルでディティールアップ
- 市販バーニアパーツに置き換え
- 角の鋭角化
- 黒立ち上げ全塗装(パール塗装)
- 光沢塗装
全部細かく書くとめちゃくちゃ長くなるので、要点をまとめたブログ記事を作っていますので興味がある加工はそちらも見ていただけると助かります。
ばらして合わせ目けし
仮組が終わったら大体どういう加工をするか考えて作っていきます。
合わせ目けしとディティールアップのための穴をあける加工を行っていきます。
合わせ目けしは後は目ができるところは後ハメ加工をしていきます。
脚の部分の後ハメ加工
きほんてきな後ハメ加工ですね。
2枚目の写真のようにいらないピンを取り除き、合わせ目を消してしまいます。
塗装後に接着すれば問題なしです。
接着する際には、透明ボンドを使用します。100均一のGクリアボンドか美透明接着剤がおすすめです。
瞬着を使った合わせ目けし
100均の瞬着を使ったので後から割れまくりました・・・。大後悔です。
上の写真は削った後ですが、合わせ目の上から瞬着を流して、硬化後に削っていきます。
穴が開いている場合はこちらの瞬着を使ってパテの様に埋めていきます。
高切削瞬着です。高いですがめちゃくちゃ使いやすい。
盛って、吹き付けて、削るという用途で使います。
写真は汚いですが、サフを吹いてそれから整えています。
デナンゾンのショルダーアーマーの角の鋭角化をする
角は尖っているほうが良い!
こんな感じで伸ばして、削りました。
最終的にはこうなります。
ここに来るまでにサフを吹いては直し、瞬着を使っては削りを繰り返しています。
鋭角化について詳しく知りたい方はこちら↓
スパイク(角)の延長方法なんて皆さん知っている方が多いと思いますが、知らない人もいるかもしれないので一応記事にまとめました。 延長方法は3つありますので全部紹介いたします。
デナンゾンにつぶし玉や丸ノズルでディティールアップ
つぶし玉や丸ノズルでディティールアップします。
3枚目の写真のようにつぶし玉をつけますが、つぶし玉は塗装後に取り付けます。
1.5mmのつぶし玉がディティールアップに最適です。
これもつける時は美透明接着剤かGクリアボンドが必要になります。
ディティールアップについて詳しく知りたい方はこちらを見てください↓
ガンプラの改造パーツというのはいっぱいありますが、今回紹介するICソケットは使用用途が幅広く、初心者でも扱いやすい一品です。知らないと購入することすらむつかしいので是非見てください。
パチ組しただけじゃ物足りない、でも大金はかけたくない。そんな方にお勧めなのが「つぶし玉」を使ったお手軽ディテールアップ。手芸品で大量に購入することで安価に手に入れることができます。ちょっとした差別化のために使ってみてはいかがでしょうか?
穴をあけるときはやる気満々でいっぱいあけたくなりますが、塗装後に早く完成させたい!!と思ってもめっちゃつぶし玉を入れなあかんやん!!
ってなってテンションが下がる場合がありますので、穴をあけすぎないように気をつけましょう。困るのは未来の自分です。
塗装後にディティールアップしたのがこうなります。(加工順ではありませんのでご了承ください)
接写するとあまりきれいではありませんが、遠目で見るといい感じです。
デナンゾンのパーツを市販パーツに置き換える
とんでもないところに合わせ目があるので、このようにパーツを除去して新しいパーツに置き換えます。
塗装後に透明接着剤でくっつけます。
塗装する準備をして第一回サーフェーサーで傷を見る
塗装準備をします。
クリアーパーツ以外はサーフェイサーを吹いて、合わせ目けしがちゃんとできているか確認します。
角の鋭角化も確認します。
傷だらけじゃないwwwwwへったくそーwwwww
サフの時点で完璧になんて作れないよー・・・。ここでおかしいところがわかるから、修正をすればいいんだよ
サフ、削る、サフ、削るを繰り返して整える
一回だめでもあきらめたら終わりです。
できるまで何度でもサフを吹きます。
最初の時よりだいぶきれいになってきたね
地味な作業だけど頑張らないといけないところだよね
完璧ではないですが、これくらいで終わりとします。
黒立ち上げでパール塗装をする
ベースぐれを塗り、グラデーション塗装をしてからパール塗装をします。
ベースグレーはいろいろな「顔料」塗料を混ぜた隠ぺい力が超強い黒に近いグレーです。余った塗料を混ぜていき城に拠ってしまったらブラックを足して調整しています。
塗るとこんな感じです。
完全に黒でもいいのですが、MAX塗りが好きなのでわたしはこのやり方を続けています。
今回本体の色は、ガイアノーツさんのブルーグレーを使っています。
グラデーションなので薄めに希釈して、紙コップの横で塗料を垂らしてみて、落ちるスピードで濃度を判断しています。
パール塗装はうみんちゅビスマスパールを使っています。
うみんちゅビスマスパールについて知りたい方はこちら↓
この記事について ビスマスパールの代替品の入手先の説明 バイフレアの仕込み方 バイフレアの塗装をテストピースで …
塗った状態がこちらです。
あまり強くパールを吹くとギラギラが強くなってしまうので今回はあっさり目で終わらせました。
マスキングをして赤色を塗装する
マスキングをしていきます。
今回は初めてマスキングゾルを使いました。
マスキングゾル便利ですね♪今後は積極的に使いたいと思います。
赤色の塗装はラヴァレッドの上からガイアノーツクリアレッドを吹いています。
ビームシールドは裏側にパールを吹いて偏光させる
ビームシールドは表にパールを吹くと置かくなってしまうので裏側にパールを吹きます。
使っている塗料はPIGMENT東京さんのヴィオラファンタジー。緑からピンクに変更するカラーストリームパール顔料です。
PIGMENT東京さんについて知りたい方はこちら↓
PIGMENT東京様 ・行きたかった!みんな東京に行っては行った行ったとTwitterを見るたびに、いいなーと羨望のまなざしてみていました ・PIGMENT東京さんのHPは以下のリンクをクリックしてください♪ PIGME …
関節はクレオスさんの焼鉄色、ランスの銀部分はガイアノーツさんのEXシルバー、ランス柄の部分の金色はフィニッシャーズ赤金を使っています。
丸ノズルとつぶし玉を接着する
先ほどちょこっと紹介しましたが、美透明接着剤を使ってつぶし玉と丸ノズルをくっつけていきます。
Gクリアボンドでもいいのですが、速乾すぎてちょっとつかいづらいです。
丸ノズルはこれです。
これと先ほど説明したつぶし玉を接着していきます。
パーツに接着剤をつけて、パーツピッキングペンシルでくっつけていきます。
穴をあけすぎてちょっと今回はしんどかった・・・。
今度からは控えめにします。
マジックリンを入れた水性墨入れ塗料を使った墨入れとデカール貼り
マジックリンを入れてのびをよくした水性塗料を使って墨入れをします。
吹き上げるのも綿棒にマジックリンをつけてふき取ればすぐに落ちます。
とっても便利です。
デカールはマークセッターを使って貼っていきます。
クロスボーンのマークは緑色のものしかないのでペンで黒く塗ったのですが、ちょっと変な風になってしまいました。
デカールの貼り方を詳しく知りたい方はこちら↓
私は2007年から14年間プラモデルを作っていましたが、水転写デカールの貼り方をわかっていませんでした。プロモデラー様の動画を見て、初めて理解しましたのでそのことをこの記事にまとめます。
クリアーで光沢にする
今回はアクセルSとてぃーぽマルチシンナーを使ったクリアで塗装をしています。
大容量だととにかく安いアクセルSについて知りたい方はこちら↓
EXクリアー03はパール顔料と混ぜてパール塗料を作ったり、光沢を出すのに使用しますが最近の入手性の悪さが目立ってきています。代替品を教えていただきましたので皆様に情報共有いたします。
アクセルSを4倍希釈しても垂れにくいのがてぃーぽマルチシンナーのいいところ。
めっちゃ簡単に光沢感を得ることができます。(まだまだ本当のグロスではないですが・・・)
乾かして完成です。