50%のモデラーの積みプラ数は20個を超過している

Twitterで投票数、893票を集めたアンケートです。

20個を超えるプラモを積んでいる方が半数を超えています。

2人に1人は20個を超えるプラモを積んでいるのです。

これについての詳しい記事はこちら↓

もはや積みプラはモデラーのあたりまえとなっております。

なぜそんなに積みプラを積んでしまうのか?

その原因について私が考え付くことを書いていきます。

対策はありますが、私もできない「むつかしい」対策があります。

プラモデルはなぜか作るペースより買うペースが早くなる

プラモデルを作るペースというのは人それぞれで、作る時間、作れる時間も人により違います。

ちなみに私は「ブログ更新」「Twitter模型コンペ」この二つがあるため、月に1作品を作れれば御の字です。

パチ組ならもっとたくさん作れますが、せっかくなのでパール塗装でプラモデルを作りたいと思ってしまいます。

私の場合は

プラモデルは年間12体しか作れない

毎月1個以上のプラモデルを買うと作るペースより早くなりプラモがたまってしまう。

上の図のように買う量が多くて、作る量が少ないからたまるんです。

パール♪くんパール♪くん

なんで当たり前のことができなくなっているんだろう?

プラモデルは作るより買うのが簡単

作るペースは遅いのに買うのはすぐに買えてしまう。
作るのは1か月かかるのに買うのは一回の買い物で2個でも10個でも買うことができる。

買う時にはいつか作ると思っているものです。

でもよく考えてください、1年間に12体しか作れないのに、10体も一回の買い物で買ってしまったら、もう10か月分のプラモデルを買っているんですよ・・・。

最近のプラモデルは予約をしないと買えない

予約をしないと買えないので、予約をします。

現時点でいくつ予約をしていますか?

私はプレミアムバンダイで「7体」、なじみの模型店で「1体」予約をしています。

これらはすべて今年、2021年に手に入ります。

すでに、作るのに8か月かかってしまう模型を予約してしまっています。

作れるわけがありません・・・。

作れるわけがないのですが、どれも作りたいのです・・・。

予約をしないと買えない・・・。
いつか作る・・・。

製作能力を無視してこの二つのことがあるため、次から次へとプラモデルを買ってしまうのです。

Twitterの企画や模型店のコンペに参加する

最近はプラモデルのコンペなどがツイッターで頻繁に行われています。

私が企画しているうみんちゅ杯は特に参加する条件に○○を作らなければならないという条件は付けておりません。(たまに特別賞でつけていますが)

うみんちゅ杯ってなんやねん?というかたはこちら↓

参加する条件に○○を作るという条件が入ると○○の在庫がなければ買って作ることになります。

積みプラを作らず、なぜか新しいキットを買ってしまうのです・・・。

これではいつまでたってもプラモが減りません。

プラモデルの再販間隔が長い

プラモデルの再販間隔が長いという問題があります。

人気のキットは再販の間隔が短く店頭から消えることもありませんが、あまり人気がないキットは再販の間隔が10年以上も空くことがあるため、再販が行われたときに買わないと、二度と通常の価格や割引価格で手に入れられないことがあります。

どうしても欲しいキットは、再販したら予約してでも手に入れるということになってしまっています。

私が買ったRE/100のプレミアムバンダイの予約がまさにそれです。


RE/100 1/100 ヤクト・ドーガ(ギュネイ・ガス機)【2021年10月発送】

RE/100 1/100 ヤクト・ドーガ(クェス・エア機)【再販】【2次:2021年10月発送】

SD 三国創傑伝 貂蝉クシャトリヤ

RE/100 1/100 ガンダム試作4号機 ガーベラ【2021年6月発送】

RE/100 1/100 イフリート改【2021年6月発送】

こんなの予約できるなら買っちゃうやん!

ちなみにバウとディジェはすでにプレミアムバンダイでも予約が完売しております。

ハンマハンマは瞬殺でした。(めっちゃほしかった・・・)

魅力的なプラモデルが多い

プラモデルに魅力がなくなれば、買いません。

残念ながら、これから先々のラインナップも魅力にあふれています。

どれも作りたい!!

魅力にあふれた製品が供給されるため、ついつい予約を止めることができなくなってしまっているのです。

SDガンダムはコレクション性が高い

SDガンダムなど新しいシリーズが出るとついつい1個1000円以下だから、全部そろえたくなってきてしまいます。

当然作れるはずもないのにそれ以上の数を買います。

たまるに決まっています。

転売屋からは買いたくない

転売屋がいないとしましょう。

店頭の商品が今のように枯渇することがないでしょう。(2021年10月7日修正)

でも実際は転売屋がいて、店頭にすきな商品が並んでないし、新製品を買うことができない。だから、ついついちょっとでも作りたいと思っているものは在庫として確保しておきたくなる。(2021年10月7日修正)

転売屋がいなくても、モデラーが供給が少ないプラモデルを奪い合っている状態です。わかりやすく批判しやすい転売屋に非難が集中してます。とはいえ、そんな転売屋から買いたくない気持ちはわかります。しかし、並んで買えない人がいるので、転売屋からも買う人が出る、需要はどんどん高まる、供給はかわらないので、よりヒートアップして買いだす人が現れる。

悪循環

現状はちょっとおかしくて、みんなが焦って商品を買いそろえようとするパニック状態になっていると思います。

個人が在庫を過度に抱えてしまっている状態です。

もしも、転売屋から買って「積んでいる人」がいるのであれば、やめておいたほうが良いです。

みんなが転売屋から買わなければ、転売屋は撤退していき、徐々に平和になるでしょう。

転売屋から買う人はいなくなりません。だって儲かるから。儲かる理由は需要に対して供給が足りてないから。この需要と供給のアンバランスが終わるまではプラモデルの価格は高騰し、転売屋が存在し続けます。

プラモデルは腐らない

プラモデルは本と同じで、昔のものが昔の形のまま愛されています。

2021年の時点で40年前に発売された初代ガンダムシリーズもいまだに再版されています。有名な小説が何回も重版がかかり、発売されているのと似ていますね。

本は紙が痛むということがありますが、ガンプラのプラスチックは昔のものでも作れてしまうということがあります。

10年くらいは余裕で保管できる、腐らないから買ってもいいかと思ってしまう。

だから在庫が増えるんですね。

プラモデルは予約するときや買う時が一番楽しい

本末転倒ですが、私は他の人が予約できないのを予約できるとなんかうれしい。

新製品だから買おう、再販でレアキットが出るから買おう、今後しばらく発売されないから買おう。

買う時が一番楽しい!

買うのが作るのよりも楽しいって思っちゃっているのがだめなんでしょうね・・・。

作るペースより多くのプラモデルを買ってしまう理由

今までのまとめです。

  • 買うのが簡単なのでいっぱい買ってしまう
  • 転売屋から買いたくないので予約する
  • 再販間隔が長いので再販品も予約する
  • コンペに出るために新しいプラモを買ってきてしまう
  • コレクション性が高くついつい全部そろえたくなる
  • 作れる能力以上のプラモデルを買ってきてしまう
  • プラモデルは腐らないので、まあいいかと買ってしまいがち
パール♪くんパール♪くん

原因は分かったけど、対策しようがないね・・・

パール♪ちゃんパール♪ちゃん

冷静になって、本当に必要なものとそうでないものを整理する必要があるわね