結論

貴重な時間を使っても読む価値がある本

・岩田さん、知っている人は知っている元任天堂代表取締役社長の岩田聡様

・世界中のゲームファンとゲームクリエイターに愛された人で、すでにお亡くなりになられております

・この本は過去に岩田さんがおしゃられた言葉や対談がまとめられた本であり、知っている人は知っている内容とのこと

・私は岩田さんというすごい人がいるということは知っていたが、どういう考えを持っていて、どういう人なのかを全く知らなかった

・この本は、コピーライターの糸井重里様やマリオブラザーズを作られた宮本茂様の話も出てきますが、この二方の話を聞いているとどれだけ岩田さんが素晴らしい人で、早くになくなってしまった残念さが直接言葉に書かれていないけど節々から感じました

この本は、部下を持つマネージメント層、個人経営者、ブログやSNSで情報の発信をする人、これらの方々に読んでいただきたい本です♪

・217ページで文字が少なめのページもあるのと、フォントサイズが大きめなのでサクッと読めます

・読書が苦手という方でもさっくりと読めると思います

働く人に読んでいただきたい理由

・岩田さんのマネージメント術やリーダシップについて書かれております

・「面談」をすべての社員に行い、社員の本音を聞き出していた(HAL研究所代表取締役の時)、面談のコツ(聞きやすいこと、答えやすいことから聞く)といったことも書かれていて、部下を持っている方ならすぐに実践できる内容が書かれている

・ボトルネックを常に意識する(ボトルネックとは瓶の口のように流れが悪く滞留してしまう場所、改善活動ではボトルネックを改善することで、瓶の口を広げて対流をなくし生産性を上げたりリードタイムを短縮するといったことが行われる)

・新入社員や中途入社をした人にも刺さることがば書かれています♪安心して「バカもん!」といわれる人になる。上の人間が安心して叱れるひとだと、その人は目に見えてそのあとから成長できる、安心してバカもん!といわれる人はどういう人なのか、自分も中途入社なのでそうなっているのか?それを点検できるいい機会になりました♪

・自主的に仕事をもらって進める人が多いプロジェクトは成功する。プロジェクトはリーダーが正しく仕事を振り分けて進めたらうまくいくというわけではなく、自分がここをやっておきますよ♪というように、自主的に手が上がる組織やプロジェクトはうまくいくことが多いとのこと。たしかに、いろいろ考えてみるとみんなが逃げまくっているような組織やプロジェクトはなかなかうまくいかないですね・・・自分も逃げないようにしないといけない、自主的に手を上げれるということは、その部分のプロになっているということなので日々勉強を続けないとけないですね♪

・上記に書いたこと以外にもいっぱい心に刺さる内容が書かれております。私の文章がつたないので、伝えきれないことも多いですし、かえって悪い印象を与えているかもしれませんが、上の文章でなんか興味があるなーという方は一度読んでみられてもいいかもしれません♪

・こういう考えを持つ経営者の下で働けた人は幸せですね♪(めちゃくちゃ状況は大変だったと思いますが)

ブログを書いたりSNSで発信する人に読んでいただきたい理由

・いい意味で人を驚かすことができなければ、新しいお客さんの数は増えない。このことはブログをやっている人、Twitterの人、インスタグラム、FacebookなどなどのSNSで発信をする人すべての人に当てはまると思います。ツイッターでもブログでも人に驚きを与えること、これをキーワードに発信する内容を考えていきたい♪

・才能というのはご褒美を見つけられることと岩田さんはおっしゃられております。何かを成し遂げることよりも、成し遂げた後に快感を感じられることが才能であるのではないかと。私も結構継続するのが得意です。(ダイエットのように苦手なこともありますが)なぜブログや、Twitterを継続できるのかといったら人からの反応をいただけてとっても嬉しい♪というのがあります。これがお金のみがご褒美だと、ブログもツイッターも続かないですね・・・だってそう簡単にお金が入ってきませんから・・・何かを続けられない、自分のご褒美回路がわからないという人もこの本を読んだらいろいろ考えさせられることがあると思います♪

まとめ

この本はすべての人に刺さる本ではないが、部下を持っている人、プログラマー、経営者、SNSで発信をする人などなど、かなり多くの人が読むことで考えさせられる本だと思います。

ちなみにこの記事を書いている私は2019年8月で42歳になりました。この年ですでに岩田さんは任天堂代表取締役社長に就任されております。そんなすごい人の考え方に触れて、しかも誰でも実践できることが書かれていて、今後の人生の役に立つことをこの本からいただくことができました♪

任天堂信者の方はすでに知っていることが多いかもしれませんが、その内容が詳しく書かれたこの本を一度読んでみてはいかがでしょうか?「プログラマーはNOといってはいけない!」を曲解していませんか?

本を読んで満足したらすぐに売ってしまう私ですが、この本は手元にずっと置いておき、何度も読み返したいと思いましたし、また、いろいろな人に貸して、読んでいただき感想を聞きたい本です♪