海賊版でないガンダムデカールの見分け方
海賊版でない「ガンダムデカール」の見分け方です。
ここでは「海賊版」でない「ガンダムデカール」の見分け方しか言いません。
悪い例として「海賊版デカールの見本」を見せたいところですが、私が著作権侵害をしては元も子もないので、海賊版デカールの販売例を紹介している方のツイートを埋め込みさせていただきます。
海賊版デカールでよく目にするのが「ガンダムデカール」なので、見分け方を先に教えます。
正規品のガンダムデカールの見分け方
正規品のガンダムデカールはこの印があります。
コピーライトマークです。
著作権マーク (ちょさくけんマーク)または コピーライトマーク (copyright mark)とは、 大文字 の C を丸で囲んだ 記号 (©)であり、音声録音 以外の作品の著作権表示に使用される記号である。
著作権マーク – Wikipedia
ガンダムデカールの左下の部分に書かれています。
わかりにくいですよね、拡大します。
「©創通エージェンシー・サンライズ」と書かれています。
書かれているのは「バンダイ」ではないんです。
これがついていれば海賊版ではありません。
ちなみに創通は2019年にバンダイナムコホールディングスの完全子会社となっています。
ガンダムの版権をめぐる分断がついに解消される。これまで商品化されるたびに玩具メーカー「バンダイ」と広告代理店「創通」の間で協議が行われていたガンダム。40周年を機にバンダイが一本化を図っているのだ
・ガンダムデカールは「BANDAI」マークがついています。海賊版は「BANDAI」マークがついていません ※ガンダムデカールについての話です
・デカール内に中国語表記があれば「海賊版」です
・「蛍光」「並行輸入品」「金メッキ」商品名にガンダムデカールにないこれらの言葉が出てたら海賊版の可能性が高いので要注意
Amazonなのどの通販サイトやヤフオクやメルカリでも「画像」を確認して、海賊版でないものを購入しましょう。
海賊版デカールはどういうものなのか
海賊版デカールを販売しているところをスクリーンショットで撮影して、アップするというのは私が著作権違反になるので、なかなかできない・・・。
海賊版を売っているサイトのリンクを貼って誘導するのも間違って買われてしまったらものすごくまずい・・・。
ということで、どれだけ埋め込んでも問題ないツイートを埋め込むことで、海賊版デカールをご紹介します。
Twitterの埋め込み機能というのは誰がどこにどのように埋め込んでも「無許可」でできるブロガーにとってはとってもありがたい機能です。
クスィーとペネロペの海賊版のデカールが大量に売っててしかも結構売れてると言う現実。公式さん何とかならないのかな?苦労して開発した商品を余り苦労せず版権無視で販売して儲けを出す商売は許せないけど、デカールが欲しい気持ちは解るから辛いですね🤔私は買わんぞ‼️ pic.twitter.com/8IVlBbGmT4
— ベアーる (@beal679) May 6, 2021
このようにフリマアプリで売っていたり、某通販サイトで丸コピーしているものが売っているという、なかなか難儀な状態です。
著作権とガンダムデカールについて詳しく書いた記事はこちら↓
ということで、話すと全員がもれなく不幸になる「著作権」について話をしていきたいと思います。 とはいえ、私は15年間パール塗装で模型を作っているモデラーで、法律家ではありません。 Googleなどで調べて得た情報をもとにこ …
海賊版のガンダムデカールを購入したり、使用すると罪に問われるのか?
個人で購入・使用するなら罪に問われません。
(※2022年5月時点)
これはものすごく勘違いされています。(罪だと思っている人が多い)
ただし、違法ダウンロードの規制が強化されるように今後は罰則ができる可能性もありますので、現時点(2022年5月)ではということを認識していただきたく思います。
海賊版は販売している人が罪に問われます。
わたしが間違って買った海賊版のガンダムデカールをオークションとかで売っていたら・・・あっぶな!!
違法DVDの話ですがこのような記事があります↓
いわゆる「海賊版」の販売・譲渡などが大きな社会問題となっています。海賊版の横行は、インターネットを通じて、ますます広がりを見せています。 違法DVDの保有と逮捕されるリスクについて、解説していきます。
ソフトウエアを購入したら海賊版だった罪に問われるのでしょうか?という件↓
誰もが気軽に利用できるネットオークション。出品者、購入者の両方とも増えていますが、それと同時にトラブルも増発しています。今回はネットオークションに関する疑問を取り上げました。(その1はこちら)
繰り返し言いますがここで話をしているのは「ガンダムデカール」の海賊版の話です。
違法ダウンロードについて改正された著作権法は令和3年1月1日から施行されています。
詳しく書いてあるのはこちら↓
違法ダウンロードで逮捕|海賊版コンテンツの違法ダウンロード対策を強化した改正著作権法について元検事率いる中村国際刑事の弁護士が解説 インターネット上のコンテンツは年々その数が増加し続けていますが,その中には,適法なコンテンツだけでなく,いわゆる「海賊版」と呼ばれる,違法にアップロードされた漫画やデータも少なくありません。 このような違法コンテンツのダウンロード行為が,本年の令和3年1月1日から,刑
海外で購入した偽ブランド品の話はまた全然違う話なのでこちらを参考に↓
偽ブランド品をインターネットで購入したり、外国で購入して、日本に持ち帰ったりということは、今では難しいことではありません。 しかし、偽ブランド品とは、いいかえれば商標権等の知的財産権を侵害する商品ですから、それらとの接し...
罪には問われないですが、そのデカールを販売している人は不当な利益を得ており罪に問われる状態です。著作権を侵害し販売している商品を購入、お金を渡すということは、さらに活動を資金を与えることになり、本来の権利者にお金が払われないということになります。
よくこういう話が出ると、作らないメーカーが悪いということをいう方がいますが、メーカーが作らないからといって、著作権を侵害して商品を製造・販売してはいけないのです。
なぜ著作権侵害がいけないかを政府広報が発信している記事↓
インターネットのショッピングサイトで、有名ブランドのバッグなどが驚くほど低価格で販売されている――。そんなとき、つい買いたい衝動にかられる人は多いと思います。でも、ちょっと待ってください。市場の相場よりも極端に安い商品はニセモノである可能性が高いことをご存じですか。模倣品・海賊版などのニセモノは、つくることも売ることも違法であり、それらを買うことは犯罪に荷担するのと同じです。本物を守り、私たち自身がニセモノによる被害を受けないために、一人一人が「ニセモノは買わない」という強い意識をもつことが重要です。
著作権についてキティちゃんが説明してくれます↓
ガンダムデカールではないデカールはコピーライトマークが書いていない場合もある
ラインデカールやコーションデカールは、作成した人に著作権があり、誰かの権利を利用していない場合があります。
このようなデカールです。
ラインデカールという線が引いてあるだけのデカールや、このような文字だけのコーションデカール、オリジナルでデザインしたデカールは著作権は作成した人にありますので、海賊版ではありません。
拡大しても何も書かれていませんが、これは「海賊版」ではありませんので、安心して使ってください。