模型製作には瞬間接着剤が欠かせない
瞬間接着剤って便利ですよね♪
今回2つの用途で使いましたので紹介します。
瞬間接着剤を失敗した後のリカバリーに使用する
・接着した後で、使用するポリキャップが間違っていることに気付く
・プラスチックのこぎりでカットしてポリキャップを交換、流し込み接着剤で合わせ目けし
・のこぎりでプラスチックを削ってしまっているため、うまく合わせ目が消えない
こんな感じで合わせ目が消えません。
合わせ目が消えないパーツ例
右:普通に合わせ目を消したパーツ
左:のこぎりでカットして合わせ目を消してもちゃんと消せてない状態
瞬間接着剤で凹みを埋める
瞬間接着剤をパーツの隙間に流し込み、盛り上げることで、あとから削って合わせ目を目立たなくさせます。
たくさんつけすぎると削るのが大変になるので、瞬間接着剤がつきすぎてしまったら「爪楊枝」を使って、いらない部分を除去します。
時短したい人の魔法のアイテム
瞬間接着剤といえども、一瞬で乾燥するわけではなく、固まるのに時間がかかります。(使用する瞬間接着剤によって効果時間は異なります)
そんな悩みを解決するアイテムはこちら。
瞬間接着剤の硬化スプレーです。
これを軽く、本当に軽く、
プシュ
と吹くだけで瞬間接着剤は固まります。
固まると写真のようにちょっとだけ黄色くなります。
後はやすりで削ってしまえば、合わせ目を消すことができます。
紙やすりで削り整えて、サーフェイサーを吹いた状態。
まだ完ぺきではないですが、もう一回削ってサフを吹けばきれいになります。
瞬間接着剤をパテ替わりに使う
旧キットやバンダイ以外のキットの場合とんでもない「ヒケ」があって削るのではどうにもならないということがあります。
・プラスチックの成型時に、材料が起こす収縮により発生するへこみ
・パーツに光を当ててみると凹んでいるのがわかる
・パール塗装の場合ヒケがあると光の反射ですごく目立つ
バンダイのキットの場合はやすりで削ればなんとかなるのですが、今回作っているキットはそんなことはありませんでした。
あまり見かけないレベルの強烈なヒケ
このレベルのヒケは最近お目にかかっておりません。
だいたい、ヒケの画像って撮影してもわかるかどうかなのですが
めっちゃ
ヒケてる!
写真で一目でわかるレベルのヒケってすごいですね♪
こんなの削って何とかしようとしたらパーツの形が変わってしまうので、そんなことは致しません。
瞬間接着剤を活用して埋める
今回はパーツに瞬着をもって、削って整えます。
写真のように削った後はあまり目立たなくなりました。
サフを吹いてみるとこのようになります。
ほんの少し色目が変わっており、指で触るとざらざらしているので、これはちゃんともう一回やすりをかけてサフを吹く必要がありますね。
瞬間接着剤の注意点
瞬間接着剤は気を付けなければならない点が何点もあります。
パーツの白化
白化防止の瞬間接着剤以外は容赦なくパーツが白化します。
その影響範囲は広く、周り1cmくらいに及ぶことも。
したがって塗装後のパーツに瞬間接着剤を使う場合はご注意ください。
プラスチックより硬い
プラスチックより瞬間接着剤が固いため、瞬間接着剤だけが削れず、周りのプラスチックだけが削れてしまうということが発生します。
これを防ぐために紙やすりそのままで削るのではなく、何かしらの板に張り付けて、削ることをお勧めします。
私はタイラーを使っています。
便利だけどデメリットもあるのね
後から塗装する場合は使うと便利なんだよ♪