初心者でもできる簡単な加工をしながらEGνガンダムを作っていく

とはいえ、加工も奥が深くてちゃんとやろうとすると本当にむつかしいのですが、何もやらないよりは加工したほうが良いんじゃないかなー、という加工をしていきます。

一日で作っているので、加工はかなり手を抜いています。ご了承ください。

行った加工は以下の通り。

  • 角の鋭角化
  • ラピーテープとクリアレジンを使ったセンサー加工
  • 銃の合わせ目けし
  • パーティングライン処理

これらの加工を行っていますが、塗装しながらマスキングしたり、ラピーテープを貼ったりしていますので、加工した順番でこれらの加工を随時紹介していきます。

EGνガンダムの角の鋭角化

角の鋭角化をすると、顔がシュッと引き締まっていいですよね。

元々の角はこのようになっています。

先っちょが丸くなっているのでこれを削りこんで、鋭角化します。

飛び出ているところをニッパーでカットして、やすりで削っていきます。

真ん中の2本の角は本当に削りにくい!!

塗装後の顔ですがこのようになりますので、何もしないよりはいいと思います。

左:未加工
右:加工済

自己満足です!自己満足!!

EGνガンダムのパーツをばらして塗装準備をする

パーツをばらすときは、バラバラにしなくてもいいパーツは組み立てたまま塗装します。

例えば胴体の黒の部分はばらしてもあまり意味がないので、くっつけたまま2パーツまとめて塗装します。

バックパックはバーニアを塗り分けたいので、別々に分けて塗装します。

ライフルの白部分だけは合わせ目が目立ちそうだったので、合わせ目を消しました。

本来は流し込み接着剤で溶着した場合は2-3日乾燥してから、合わせ目を消さないといけないのですが、時間がないので準備ができ次第削りました。

それでも、それほど合わせ目が目立ってないから良しとします。(写真はパール塗装済みです)

ちなみに私が塗装するときに使っているコンプレッサーはこちらです。

L5の0.1MPaはもちろん0.3MPaまで安定的にふけるし、価格は安いおすすめコンプレッサーです。

EGνガンダムの関節とパーツの裏側にクレオスさんの焼鉄色を塗る

クレオスさんの焼鉄色を塗ります。圧力は0.2MPaで塗装します。

マスキングをすると面倒なので、直接塗っていき、あとから薄め液で除去します。

当然サーフェイサーは吹いていません、成形色に直接「焼鉄色」を塗っています。

上の写真は薄め液で拭っておらず、塗装するときにはみ出にくいように塗っています。

上記画像の左側の塗り方は外側も塗っちゃいます。

方向を変えて右側の塗り方だと、外側がぬれずに、はみ出出ても少量でふき取りやすい。

はみ出にくいように塗っているというのは右側の塗り方です。

無理な場合は後から薄め液で拭っています。

EGνガンダムのパーツの裏側に塗った焼鉄色がはみ出たところの処理について

はみ出たところは薄め液と綿棒で拭えます。

うすめ液です!間違ってもツールクリーナーを使わないようにしてください。(ツールクリーナーはプラが溶けます)

こんな感じで上側がぬぐった部分、下側がはみ出たままの部分。

綿棒に薄め液をしみこませていますが、しみこませすぎると、薄め液が塗装面に垂れてしまって、塗装面があれてしまう場合があります。

優しく丁寧にぬぐいましょう。

このように左側がはみ出た塗装部分、右側がぬぐった後になります。

パーツの裏側を焼鉄色や黒で塗っておくと、情報量が増えて個人的には好きです。

好みの加工なので、面倒だったらやめてしまっても十分だと思います。

盾の裏もぬぐうときれいです。(ミサイルはこの後に塗っているので順番が入れ替わってます、ご了承ください)

EGνガンダムで唯一マスキングが必要な盾の裏のミサイル

部分塗装をすればいらないのですが、個人的にはここはキャンディで塗りたい!

写真のようにマスキングをして後からキャンディ塗装をします。

EGνガンダムの赤部分のパールキャンディ塗装の下地の塗装

キャンディ塗装は基本的には「シルバー」を塗装して、その上からクリアーカラーを塗る塗装法です。私はパール塗装を下地にしてその上から有色クリアーを塗る「パールキャンディ塗装」が好きでよく使っています。

パールキャンディ塗装は造語ですので、一般的ではありませんがキャンディ塗装と区別するために使わせていただきます。

パールキャンディ塗装で赤色を表現する際によく使うのがこの「オータムミステリー」。

絶版塗料ですが、代替品としてPIGMENT東京さんから「ラヴァレッド」が出ておりますので、そちらを使ってもいいですね♪

塗るとこのようになります。

カッパーのような色ですが、実は緑色にも偏光する2色偏光塗料となっています。

下地を塗ってからすぐにクリアーレッドを塗るのではなく、乾かす時間が欲しいので別の塗料を塗ります。

EGνガンダムのホワイトパールで塗装する

ホワイトパールにはうみんちゅビスマスパールを使用します。

Ver1.0からVer5.0まであるんですが、家に余っていた謎のうみんちゅビスマスパールの端数がいっぱいあったので、それらをごちゃまぜにして今回使いました。

圧力0.1MPaで塗装したのですが、ちょっと塗料が固くてパール感が出にくかった・・・。これ以降の塗装は全て0.1MPaで塗装をしています。

塗装前がこちらです。

うみんちゅパール第一回目の塗装後はこちら。

若干パール感が出ているけど、ヌルテカ感が足りません。

こういう時はメタリックマスターを足してあげるとパール感が出やすくなります。メタリックマスターを足して2回目の塗装をしたのがこちら。

ちょっとましになった気がするので、これで行きます!!

角度を変えるとこんな感じ。

EGνガンダムの黄色と緑色もパールキャンディ塗装をするためうみんちゅビスマスパールで下地を塗装する

白を塗ったら色を変えることなく、下地を塗装してしまったほうが良い。

なぜ赤もそうしないのか?といったら赤色をきれいに発色してもらいためには「オータムミステリー」を下地に塗装したほうがきれいな赤になるため。

塗れる色はまとめて塗る。そのためには塗る前に塗る順番と下地の色を決めておくことが大事ですね。

下地に白パールを塗っているので、まだらな感じになってしまっていますが、あとからクリアーを吹いたらなじむので大丈夫!

EGνガンダムの黒色の塗装は雲母堂本舗さんのCCパールMCブラックを使う

青紫感はいらないので黒くしちゃいます。

EGνガンダムの赤色はガイアノーツさんのクリアレッドを使う

キャンディ塗装やパールキャンディ塗装でいい赤色が出ないという人は、一度クレオスさんではなく、ガイアノーツさんのクリアーレッドを使ってみてください。

私はこの赤色が大好きなので、クリアーレッドはオータムミステリーとガイアノーツさんのクリアーレッドを多用しています。

クリアーレッドは塗れば塗るほど濃くなってしまうので、濃さを抑えたい場合は透明クリアー塗料で薄めるのが効果的です。

EGνガンダムのオレンジ色はナイトオブゴールドを作るときに作ったクリアーイエローオレンジを使う

めちゃくちゃ苦労して配合したクリアーイエローオレンジです。

ナイトオブゴールドはこのような色になっています。

このゴールドはホワイト→うみんちゅビスマスパール→クリアーイエローオレンジで塗装しています。

黄色味が強いですが、今回は成形色のオレンジにホワイトパールを塗っているのでオレンジ寄りになると思います。

なかなか好みのオレンジになりました。

緑色も塗っているのですが、PIGMENT東京さんのインテンザENVYを使っています。

これでエアブラシを使用する塗装は終了です。

EGνガンダムの部分塗装はシタデルカラーを使用する

部分塗装はシタデルを使いました。

正直言うとクリアーコートをしないのであれば、エナメルでもよかった。

折角買ったので使ってみたいということで、シタデルを使っています。シタデルの一番のメリットは塗装後にラッカーを塗っても溶けない!これに尽きると思います。

シタデルはベースカラーと上塗り用のカラーがあります。

一気に発色させたい場合は隠ぺい力が強いベースカラーを使いましょう。

バーニアや関節部のパイプなどを塗っていきます。付け根の部分にはゴールドを塗装しています。

ここまで塗ったところで、24時を超えてしまったので、寝ることにしました。

翌朝組立てて撮影をしています。

EGνガンダムの肩のセンサーを加工する

肩のセンサーは塗り分けないと寂しいです。

センサーにラピーテープを貼るためにサイズを測り、カットします。

適当にカットしたものをピンセットでもって貼り付けます。

きれいに加工できました!!

それをTwitterでアップしたらこのようなアドバイスが!!

折角なので試してみました。

EGνガンダムのラピーテープでディティールアップしたセンサーをクリアレジンでコートする

こちらを買っていてずっと使ってなかったので今回デビュー戦となります。

これを使って保護します。

紙の上に少量のレジンを垂らして、爪楊枝でピックアップ、ブラックライトで紫外線を照射。
コート完了!!

いま、書きながら気づきました、直接爪楊枝でピックアップでよかったですね・・・。

無駄なレジンを出しちゃいました・・・。

EGνガンダムに墨入れをする

すみ入れは水性ホビーカラーにタミヤアクリル溶剤で希釈して、マジックリンを入れた塗料で墨入れをしています。

水性ホビーカラーを希釈してマジックリンを入れるとこんなにも大量に出来上がってしまいます。

画像の容器は50mlです。一生分の墨入れ塗料になっているのでは・・・。

これを使って墨入れして、マジックリンで拭くだけの簡単仕上げです。

EGνガンダムに付属のシールを貼る

最初は周りの余白をカットしようとしましたが、あまりに面倒なのでそのまま貼りました。

それほど段差も目立たないし、これでいいと思います。