ガンプラの可動部分をネオジム磁石に置き換えてみる
旧キットとか挟み込みが多いですよね。
しかもポリキャップがないから写真のような構成になっています。
丸のついている部分が凸部。左の二つのパーツがこの凸部を挟み込みます。
合わせ目を消すときに、接着剤が流れ込んだら最悪!
くっついて可動部分が動かなくなってしまいます。
今回はこの可動部分をネオジム磁石に置き換える方法を説明していきます。
可動部分をネオジム磁石に置き換えるガンプラはFGザクⅡ
今回FGザクⅡを作らなければならず、箱を開けた瞬間に
これは
あかん・・・
そう思って、ネオジム磁石に置き換えることを決めました。
300円くらいで買えるキットなのでどれだけ失敗しても痛くもかゆくもないというもんです。
簡単に買えるので、思い切った加工実験を行うことができました。
ガンプラの改造で使ったネオジム磁石
今回使ったネオジム磁石は2種類あります。
5φ×2㎜のネオジム磁石、5φは直径5㎜の円という意味です。
999円で200個とかなりのボリューム!
もう一つが3φ×1㎜。999円で500個と意味不明な量です!!
100円均一でネオジム磁石が売っていますが、100円均一は小さいものでも8個で100円と高いです・・・。
今後色々なことに使っていくことを考えたら、100均一ではなくAmazonで買ったほうが良いです。また、不要な分はメルカリやヤフオクで売ってしまうことで儲けることもできちゃいます♪
必要な分だけ購入する方は100円均一のネオジム磁石を利用して下さい。
ヤフオクやメルカリでも売っていますが、基本的に高いです。
ネオジム磁石の性能について
今回説明するのは先ほど紹介したAmazonで購入した磁石の性能です。
100g程の重量は3φ×1㎜の磁石で保持することができます。
FGザクⅡは塗装後、パテを若干使った状態で42g。
関節に仕込んでも十分保持してくれそうです。
FGザクⅡの頭にネオジム磁石を埋め込む
あたまにネオジム磁石を埋め込んでいきます。
3㎜のピンバイスで穴をあけて、5㎜のピンバイスで穴をあけていきます。
5㎜の加工がきつい!!
手でしっかり押さえていても、パーツが広がってきてなかなかきれいに穴をあけれません・・・。
気合で穴をあけました・・・。
5㎜のピンバイスは高いし、ドリルはデカいし・・・。
5㎜の磁石を埋め込むのは磁力は強いですがあまりお勧めできません・・・。
穴をあけたので、頭部の合わせ目を消して、エポキシパテを穴に詰め込み、受け部分を作ります。
エポキシパテは2種類のパテを練り練り混ぜて使います。
しっかりまぜます。
混ぜたパテをあけた穴に詰めていきます。
磁石を詰めます。
あとは瞬間接着剤で固定して、削って終わりです。
FGザクⅡの胴体にネオジム磁石を埋め込む
胴体も同じように穴をあけて、ネオジム磁石を埋め込みます。
あまりにもきれいに開けれなかったので、万力を使ったら綺麗に開けれました。
最初からこうすればよかった・・・。
本当はスジボリの時に固定できるように購入した万力でしたが、ピンバイスで穴をあける際の固定に使うのが正解でしたね♪
胴体のネオジム磁石の固定のためにパテを埋め込みます。
こんな感じで磁石を固定できました。
FGザクⅡの肩や腕にネオジム磁石を埋め込む
腕にも5㎜の磁石を埋め込もうとしましたが、肩の関節は5㎜を埋めるには小さすぎました・・・。
あべし・・・
粉々です・・・。
肩と腕をつなぐ関節は何とか埋め込めました。
FGザクⅡは安いから買いなおして、3㎜の磁石を埋めればいいじゃない!
実はうまくいかなくて3㎜の磁石を発注していたんです。
最初に3㎜のネオジム磁石を紹介していましたが、実は失敗しなかったら3㎜の磁石は買ってなったという・・・。
3㎜のネオジム磁石はピンバイスセットにある3㎜のピンバイスで穴をあけることができます♪
これがとにかく楽です♪
3㎜のピンバイスではちゃんと関節を砕かずに穴をあけることができます♪
もう片方の肩も同じように穴をあけ磁石を埋め込みます。
埋め込むときはN極とS極を間違えないように、反発せずちゃんとくっつくようにつけないといけないので、私はこうやって埋め込む前に、先に磁石をくっつけておきます。
こうやってくっつくのを確認してから、上からかぶせるように磁石を入れます。
そして横にスライドして、磁石を離します。
固定しないと磁石が撮れてしまうので、瞬間接着剤で固定します。
瞬間接着剤はほっといても固まりますが、速攻で固めるためには瞬間硬化スプレーを使います。
めっちゃ便利っす♪
左が3φの磁石、右が5φの磁石。
圧倒的に、左がきれいなのですがこの時点ではこの先の悲劇がわからなかったのです・・・。
ガンプラのFGザクⅡをネオジム磁石をつけてみてくっつけてみた動画
どんな感じでくっつくのか、動画で撮影しました。
下記の動画は7秒でサイズが7MB。
気づいた方がおられるかもしれませんが、ひじの関節は磁石ではなくあとはめ加工を行っています。
下記の写真のように、右側を「ハ」字型にカットしています。このように加工をすることで、塗装後にはめると、しっかり固定できますが仮組でハメてしまうと取り外しができなくなってしまいます。
仮組をせずに完成まで進めてしまったのです・・・。