誰でも簡単にサクサクなタルト生地が仕込みから1時間くらいで焼けちゃう超簡単レシピ
簡単と言ったら簡単です、だって面倒な工程全部省いています
省いた工程
・粉ふるい
・生地伸ばし
・生地寝かし
これらの工程を省くだけで一気に時間短縮ができます
簡単サクサクなタルト生地の原材料
元々ブログにかくか悩んでいたため、ちゃんと全原料を撮影していません
文字だけですがご了承ください
タルト生地22㎝×3㎝皿の原料
原料 | 分量 | B% |
薄力粉 | 150g | 100% |
砂糖 | 60g | 40% |
卵黄 | 1個 | 2/3個 |
バター | 70g | 46.7% |
※B%とは:ベーカーズパーセント。粉の量を100%として他の配合を%で表示している。粉の量でほかの原材料の計算を行いやすくするために表記される。
さっくさくで美味しいタルト生地を簡単に作る方法
とにかく楽をします、面倒な工程は全て省いています
面倒なのっていややん・・・
全ての原料を計量する
洋菓子作りは段取りが大事、すべての原料を計量します
小麦粉はふるう必要なし
砂糖は上白糖で固まっていてもいいですが砕きながら投入したほうが早い、そしてグラニュー糖のほうが楽。氷砂糖は不可
砂糖と粉は同じボールに入れておきます
洋菓子は化学なので、配合がずれるとうまくできないということがあるのですが、気にせず多少のずれはそのまま行きましょう
卵は卵黄だけ使います。卵白は他の料理に使いましょう(メレンゲを作ったり、私は次のパウンドケーキの卵を卵白だけにして調整しています)
卵黄だけを分けてください、やり方はいろいろあります♪
私のやり方は
・卵にひびを入れる
・小さいほうを外す
・皿を用意する
・皿の上に手を広げる
・手の上に卵を入れる
・卵白だけを指の隙間から皿に落とす
・卵黄を別の皿、もしくは先に計量した粉と砂糖が入ったボールに入れる
バターを電子レンジで溶かす
バターを電子レンジで溶かしますが、コツがあります
ちょっと溶けてきたら止めて、皿をくるくる回して全体に熱が回るようにする
これを3回くらい繰り返すことで、そこまで温度を上げることなくバターをまんべんなく溶かせます
ずっと電子レンジに入れて放置していると、ボンボン!ボンボン!!バターが破裂して飛び散ります・・・
「ちょっと溶かしてはなじませる」がポイント
バターを投入してから記事をこねるのは時間との勝負
溶かしバターを「薄力粉」「砂糖」「卵黄」が入ったボールに入れます
バターは常温では個体です・・・当然固まってしまいますので一気に混ぜます
最初はヘラで混ぜて全部ヘラで混ぜてもいいのですが・・・
時短するなら
手で混ぜる!
売りものじゃないからね素手で混ぜても問題ないというか、昔のパン屋さんの時なんて焼く前の記事なんか全部素手で触っていました♪
なぜ素手でも大丈夫かと言ったら、焼いたときに菌が全部死ぬからです♪
(当たり前ですが、手はちゃんと洗うんですよ・・・)
※余談ですが小麦粉って菌数がとても多くて、焼く前の小麦粉は10の5乗の菌数がいます。泥と同じくらい細菌的には汚いものなので、焼く前の記事も食べたら普通においしく感じるかもしれませんが、細菌的には泥を食べているのと同じと認識して絶対食べちゃダメです(ホットケーキだって、パウンドケーキだって同じですよ・・・)
しっかりまぜてまとめました♪
とてもきれい♪
まとめる意味は全くなく、写真写りが良くなりそうだったのでまとめただけです
(写真撮るたびに手を洗うのがしんどい・・・)
生地はこれで完成!
本来なら、ここでビニール袋に2等分して、袋の上から綿棒で袋の中の記事を伸ばして均一なタルト生地の板を作り、冷蔵して1晩寝かせるのですが
全部すっ飛ばします!
20年くらいこのレシピで作っているのですが、ある時から面倒でタルト生地を作るのをすっ飛ばしています
オーブンを180℃で温めておきます
生地を仕込んだたら張り付けている間に温度が上がるように、オーブンを温めます
段取りが大事なんです♪もっと早くできる場合は最初からオーブンをつけて、そこから仕込んでもいいと思います。
タルト生地を皿に張り付けます
タルト生地を皿に張り付けるのですが、先にタルト皿に、サラダ油を含ませたキッチンペーパーでしっかり油をつけておきます
タルト皿はテフロン加工がされているので20年くらい使っていますが現役です
ただ、あとできれいにはがれてほしいので油を塗っておきます
手でペタペタ貼り付けます。均一になるようにしますが、多少凸凹があっても大丈夫♪
一番ダメなのは薄すぎで外したときに割れる
もしくは接続部分が弱くひび割れてしまい後から粉々になる
こうならないようにしっかり張り付けます
足りなくなったら分厚いところから拝借して、均一に全体を伸ばします
タルト生地も膨らんでしまうので、フォークで穴をある程度開けておきます
これをやらないとそこから「ぷくーーーっと」膨らんでしまうことがあります
タルト生地を焼成
タルト生地は180℃で25分焼きます
よく見てください。こげ茶くらいは大丈夫ですが真っ黒はダメです・・・
しっかり焼きこむとそれだけ後からパリパリの生地になります♪
焼成後、タルト皿を思いっきりシンクや台所でたたきつける
タルト皿なのでそこまでショックを与えなくていいと思うのですが、パン屋の悪い癖ですね
パンやカステラはショックを与えて中の空気を抜き、新しい空気に入れ替えてあげないとしぼんでしまいます。
それゆえに町の食パン屋さんとかもケースから食パンを出したらしっかりたたいているはずです。そうやってパンの中の空気を入れ替えてあげてるんですね♪
たたきすぎて割るくらいならたたかないほうがましなので気を付けてください♪
左下の部分が厚みがあり、やや焼が甘いです。一番いい感じは右上の色目です。
焼き色の参考にしてください
ケースから細心の注意を払ってはがす
熱いうちにはがさないと取り返しがつかないことになる場合があるので、熱いうちに型から外してください
私はフォークを周りに刺しながら全体をはがしていき、皿の上にひっくり返します
チョコっとづつチョコっとづつ、時間をある程度かけていいのでとにかく崩さないように細心の注意を払ってはがしてください
底が外れるタイプのタルト皿のほうが圧倒的に楽です
こんな感じで約1時間でタルト生地が完成です
ちなみにこれは後からフルーツなどをトッピングする場合のやり方です
チーズタルトやリンゴのタルトのように後から焼成が必要になる場合は最初に200℃で5分だけ焼いてください。皿から外さず具材を入れてさらに焼きこむことになります
必要でしたら、そのうち作ったときにレビューします♪
次は蛇足のパウンドケーキの作り方