税抜10,000円以下で作成する塗装ブースの材料と簡単な作り方
何を買えば作れるのか?どう作るのか?の疑問にお答えいたします。
税抜10000円以下で作る高性能な塗装ブースの材料
材料の写真はこちら、あとから表でまとめます。
価格は2022年9月16日時点の税込み価格のため変動いたします。
材料 | 購入先 | 税込価格(円) |
ファン | Amazon | 7,026 |
カラーボックス | Amazon | 1.282 |
電源プラグ | Amazon | 887 |
アルミダクトホース | コーナン | 767 |
隙間テープ | コーナン | 140 |
ダクトテープ | 100均 | 110 |
あみ | 100均 | 110 |
フィルター | 100均 | 110 |
猫の爪とぎ | 100均 | 110 |
税込み合計金額:10,542円
税抜きだと9,600円くらいで、「税抜き価格」なら1万円を切ってます♪
接着剤と養生テープを使っていますが、その辺は家にあるのを使ってください。
コーナンで探したり、100均で探すのが面倒!!という方のためにAmazonリンクを貼っておきます。
全部ネットで買おうとするとそれなりのお値段になっちゃうから100円均一やホームセンターなどを巡って買い集めたほうがよさそうね。
税抜き10,000円以下で作る高性能塗装ブースの簡単な作り方
難しいと思ったら誰もやらなくなるので、簡単に作れることを証明します。
ファンを箱から取り出す
箱から取り出します。説明書がついていますが本来はキッチンなどの換気扇用に使うためのファンなので、塗装ブースを作るために使用する我々にはほぼ役に立ちません。注意事項が書いてあるのでそちらは目を通してください。
四枚目の写真のようにダクトホース接続部分があるので、こちらのはめ込みはコツがあります。
ひっかける部分があるので、そこでひっかけれるようにハメる必要があります。
私ははがれると困るので、テープでしっかり固定しました。
カラーボックスを組み立てる前に背面の板をカットする
板の時点で切った方が楽かと思い先にカットしました。
そして組立てました。
カラーボックスのカットする部分の板はダンボールくらいの強度しかないから、すごく脆いしわれちゃうよ・・・。
割れたり崩れたりしても、あとからテープでとめればどうということはないわね。
・カットするときは大き目に穴をあけないと後からファンを通すことができません。ファンは先ほどのダクトホースを後付けするくらいの隙間が必要になります。もしくはダクトフォース接続部分をくっつけたまま後ろから通そうとするとものすごく大きい穴をあける必要があります。
・私はクレオスさんの塗装ブースのように奥面に穴をあけて空気を吸うようにしています。最近の流行りは整流版を斜めに取り付けて上から吸うタイプが多くなっています。上か奥か好きなところに穴をあけてください。
・ファンの性能で塗装ブースの性能が決まります。私が次回作成するときはもっと強力な風量のファンを購入して製作します。次作るときに買うファンはこれだ!!というファンの検討については次ページで紹介します。
ファンをケースの外につけるか中につけるかを考える
ボックスを通さないので、外側にファンをつける方が作るのは楽です。
そとにつけると、隙間ができちゃいます。
塗料のミストを吸い込むときにここから漏れ出しちゃうので隙間テープで埋めます。
隙間テープを周りにつけて接着剤とテープで固定しました。
ファンの下は隙間があり、奥面の板はファンの重さに耐えれないので下に敷物が必要です。
このように猫の爪とぎがちょうど高さが合いますので、これを使いました。
この外側にファンをつけることをTwitterに投稿したら、中から入れたほうが良いという意見をいっぱいもらったよ!!
内側から通して止めた方が良いですよ
— 大佐 (@Taisa_Is_Dead) September 23, 2022
このようなアドバイスをいっぱい頂いたので、内側から通すようにしました。
内側から通すとなるとこのようになり、最初の穴をもっと大きく開けておくべきだったと後悔・・・。
ダクトホースをつなぐ部分はファンの横についているので、先にダクトホースをつなぐ部分を外に出しながら、回転させて外に出すか、ファンを外に出してからダクトホースをつなぐ部分をファンにはめ込む必要があります。
私はもう奥面があっちこっち壊れていたので、板をカットして無理やり外だししました。
丸のついている部分をカットしました。
さらに、ファンの四隅がケースと干渉して中に入れれなかったので、ペンチでまげて無理やり中に入れました。
仮で入れることができることがわかったので、次は隙間テープで隙間をなくします。
Gクリアボンドをたっぷりつけて、二度と外さないという意思を持ってくっつけました。
外してメンテナンスをするときは、箱も買いなおして構造も見直します。
今回はこれでいい!!
無理やり通しても、テープで埋めてしまったら意外とどうにかなるものです。
外側もテープで埋めていきます。
ひび割れが痛々しいですが、逆側をテープで埋めているので問題ありません。
ここまでやってからプラグコードを付けたほうが楽
実は私は最初のほうに動作確認でプラグコードをつけてしまっています。
箱にはめる時とかプラグコードが邪魔なので、このようにテープでくくって固定してやっていました。
こんな面倒なことをしないために、プラグコードは箱に取り付けてからつけた方が圧倒的に楽です。
プラグコードの付け方は簡単。
プラグコードを開梱すると2本の端子があります。
これをファンにぶっさすだけで、長さの違いによる向きの違いとかもありません。
こんな感じで刺すだけなのですが、こいつは一回刺すと抜けない・・・。
だから最初に言ったように、プラグの線を束ねて邪魔にならないようにしてはこにとおさないといけなくなりました・・・。
先に動作確認をしたくなるのはわかりますが、あとから面倒になるので個人的には箱に装着してからコンセントを刺したほうが良いです。
後、この三菱のプラグはスイッチがないので、コンセントにスイッチがあるタイプである必要があります。
ここをONにすると電源が入り、ファンが回ります。
ダクトホースを使う
本体とダクトホースを接続します。
つないでテープを巻くだけです。
さらに、私は窓を網戸にして隙間から排気したいので、以前使ってたクレオスの排気用アタッチメントを使います。
太さはあってないので、ダクトテープで何とかぐるぐる巻きにして接続しました。
10㎝ホースだとこちらの方がサイズが近いようですね。
ファンに網とフィルターを取り付けミストをある程度吸着させる
クレオスのファンの場合、最初はフィルター取り付けていましたが、徐々にめんどくさくなって、最後の方はハニカムフィルターのみでファン前のフィルターはつけていませんでした。
今回は初心に戻り網とフィルターを取り付けます。
100均で網を買ったがでかすぎた・・・。
入らなければカットすればいいのですが、この網めちゃくちゃ固い・・・。
プラモ用のニッパーを使ったら間違いなく一発で逝ってしまうので、ペンチのニッパー部分を使ってカットしました。
外側の部分はとてもじゃないけど切れないので、切れ込み入れる、折り曲げる、切れ込み入れる、折り曲げるというように金属疲労による切断をしました。
この網はファンの鉄部分とネオジム磁石でくっつけています。
びみょーに隙間が空いていますが、まあいいかという感じです。
私はそれほどフィルターに期待をしていません。多分そのうちめんどくさくなってフィルターを付けなくなるでしょう・・・。
とはいえ、せっかくなので安価で使えるフィルターを見つけたので試してみます。
55枚で110円(税込み)って安くないですか?
このフィルターを使います。
四隅をネオジムで止めたのですが、このままだと意味がなさそうです・・・。
網の空いているところを埋めればいいじゃないか!!
ということで、空いている部分を養生テープで埋めちゃいました。
なんか、それっぽい感じになったのOK!!
最後に、余ってたハニカムファンを折り曲げ無理やり詰め込みました。
これで完成ですが、このように100均の人工芝を使われている方もいるので次回からはそれにしようかと思います。
吸着してくれるので良かったですよ。 pic.twitter.com/uO930uEh3V
— まさヴィ@サイレンF本国仕様募集 (@masavikun) September 28, 2022
簡単に作れるといっても結構大変ね・・・。実際作るのにどれくらい時間がかかったの?
悩んで撮影して、失敗しながら作ったから今回は4時間くらいかかってるよ・・・。
次同じ形で作るのなら2時間もかからないね♪
もっと面倒だと思っていたのですが、箱を組立てて、くりぬいて、ファンをつけてプラグコードを接続して、ダクトホースを接続、網を買ってきてフィルターを付ける。
これだけのことなので、むつかしいことをやると思っててずっとしり込みしていたのがあほらしいです・・・。
簡単にできるし換気能力はクレオスさんの塗装ブースに比べて2倍に増えているので是非やってみてください!
次ページからファンについてと流行りの構造についてリンクを貼るなどします。