フィギュアライズスタンダードラクス・クラインの可愛さは水転写デカール貼りで決まる
水転写デカールって準備するのが多いし、失敗しやすいから嫌だな・・・
タンポ印刷の顔でよければ、デカールを使わなくてもいいんだけど、せっかくだから練習してみようよ♪
ずっとめんどくさがってたら、いつまでたっても成長しないから、ちゃんとやってみるよ♪
ということで、水転写デカールですが、これをちゃんと説明するとそれで一つの記事になってしまいます。
詳しく知りたい方はこちらを読んでください。
私は2007年から14年間プラモデルを作っていましたが、水転写デカールの貼り方をわかっていませんでした。プロモデラー様の動画を見て、初めて理解しましたのでそのことをこの記事にまとめます。
水転写デカールを貼るための道具を用意する
道具はそれほどいりません。
- 水転写デカール
- デザインナイフ(カッターでも可)
- マークセッター(通販は高いので模型屋さんで探してください)
- 水を入れるお椀
- 水
- ピンセット(seriaのピンセットは秀逸)
水転写デカールは水が付着したら、撮れてしまいますので、なるべく水の近くに置かないようにしましょう。写真はダメな見本です。
水転写デカールをカットする
水転写デカールの必要な部分をカットします。
マークセッターでしっかり接着するので、一気に水につけていきます。
水転写デカールを水につけて取り出ししばらく置いておく
水転写デカールに水をしっかりつけて、カッティングマットの上に置いておきます。
だいたい1分くらい置いておくと、デカールが外れます。
マークセッターはのりが沈殿しているのでしっかり振る
マークセッターはよく振りましょう。確認方法は振る前の状態がこのようになっています。
底が真っ白です。
これをしっかり振っていくと底がこのように変わります。
そこの白色部分が透明になります。こうなるまでしっかり振ります。
水転写デカールを水で洗い、マークセッターをつけてパーツに置いていく
水転写デカールについているのりは弱く、そのままつけるとあとから外れてしまったり、問題が発生します。
デカール糊を水につけて一回落としてしまい、マークセッターをつけていきます。
マークセッターが白濁しているので、汚れないか不安になる方もいるかもしれませんが、中身が木工用ボンドのようなものなので、あとから透明になります。
この写真のようにしっかりマークセッターをつけていきます。
今回はマークセッターを使っていますが、グロス面にデカールを一度溶かして溶着させる場合はマークソフターを使います。
それぞれ役割があるので使い分けないといけないですね。
マークセッターを塗布したら、いよいよ目をくっつけていきます。
このように目を置きながら場所を微調整していきます。
説明書に目の位置が書かれているので、それを参考に目を置いていきます。
ちょっとでもバランスが崩れると変な顔になってしまうので、慎重に微妙に動かしながら位置を固定してください。
チークも貼り付ける
チークもデカールになっているんですね。
チークとはほっぺの化粧で、チークを入れることで血色がよく見えます。
これはタンポ印刷のパーツにチークを貼りました。
貼り方は同じでマークセッターを裏側にしっかりと付して重ねるだけです。
若干デカールの層が浮いているのがわかるでしょうか?
今回写真の右側だけ、チークのデカールを貼っています。
これくらいの優しいチークはいいですね♪
チークは張り付けるとどこにあるかわからなくなるので、気を付けてください。
そして予備もないので、失敗したらおしまいです・・・。
3つの顔にデカールを貼った
3つの顔に、チークを貼り、タンポ印刷のパーツ以外は目と眉毛を貼り付けました。
チークは画像をアップしないとわからないのですが、血色がよくなりいい感じになるので貼ることをお勧めします。